
日本で「ドイツ御三家」と言われている「ベンツ」「BMW」「アウディ」は、言わずとしれた高級車メーカーですね。
しかし、同じドイツ勢でも「国民車」という形で異彩を放っている「フォルクスワーゲン」です。
フォルクスワーゲンは元々、ドイツで「全国民が所有できる車を造る」という、ヒトラーが唱えた「国民車計画」の為に誕生した国有会社でした。
国民に愛されるには、車体価格や維持費も安くて故障が少なく、デザインも良くなければいけません。
日本で言うトヨタのような存在ですね。
その為フォルクスワーゲンは、ドイツ車の中では比較的抑えられた価格で、しかしながら走行安定性や内装の立て付けひとつをとっても、丁寧に車を作り込み、ドイツのピープルズカーから、世界のピープルズカーメーカーへと成長しました。
現在販売されているフォルクスワーゲン・ポロは5代目で、「6R/6C型」となる。初代ポロの発売は1975年で、フォルクスワーゲンでは歴史の長いモデルの一つであり、ヨーロッパで最もマーケットの大きなBセグメントを席巻するために投入されたモデルだ。
今回は、そんなフォルクスワーゲンのコンパクトモデル「ポロ」の魅力を徹底解説してまいります!
これからポロの購入を考えている方は必見です!
フォルクスワーゲン ポロの特徴

世界で大きなマーケットシェアを持っているコンパクトカー。
コンパクトカーはその小柄で使い勝手の良さ、お手頃な価格や燃費の良さが人気を呼び、グローバルカーとして販売さる事が多いのです。
日本ではトヨタヤリス、ホンダフィット、日産ノート、マツダデミオ(マツダ2)、スズキスイフトなどが世界で高い評価を受けていますね。
しかし、このBセグメントのコンパクトクラスで、特に高い評価を受けているのがフォルクスワーゲンのポロです。
それではまず、ポロの基本スペックを確認しましょう。
その他詳細スペックはこちら(2009年〜5代目ポロ TSIコンフォート)
- サイズ : 全長3,995mm 全幅1,685mm 全高1,460mm
- 車両重量 : 1,130kg
- エンジン : 1,197cc 直列4気筒DOHC16バルブICターボ
- 最強出力 : 90ps(66kW)/4,400~5,400rpm
- 燃 費 : 23.4km/L(JC08モード)
- 燃料タンク: 45L(ハイオク)
- 乗員車数 : 5名
サイズは日本の道路事情に優しいコンパクトなサイズで、立体駐車場にも楽々入ります!
最近よく走っている「マツダ デミオ(マツダ2)」とほぼ同じ大きさです。

ラゲッジルームはBセグメントハッチバックの中ではトップクラスの広さを誇ります。
デザインも、全体的に曲線を多用し、かわいらしさだけでなく空気抵抗も考えられたスポーティなボディに仕上がっています。
ガソリンはハイオクですが、実燃費だと18km/L前後走ります!
ドイツの速度無制限の高速道路「アウトバーン」での走行を想定した、国産車とはひと味違う安全装備も充実しているので、安心して運転できますね。
ポロはコンパクトなボディサイズですが、上位モデルのゴルフやパサートにも劣らないボディ剛性と安全性を兼ね備えています。
国産メーカーと違い、車格やクラスで安全装備を差別しないところはフォルクスワーゲンポロの魅力の一つと言えます。
フォルクスワーゲン ポロの名前の由来

「ポロ」と聞くとあのポロシャツなどに入っているロゴの「ポロ」が出てきませんか?
紀元前6世紀に現在のイランで誕生した、世界で最も古い球技の一つと言われているポロ。
フォルクスワーゲン車の車名は、風の名称に由来するものが多いのですが、ポロはこの球技のポロから付けられています。
ちなみにゴルフ、ジェッタ、ヴェント、ボーラ、シロッコなどは全て風の名称です。

ポロのデザインを担当したのはフォルクスワーゲングループのデザイン責任者でイタリア人のワルター・デ・シルヴァ氏です。
フォルクスワーゲンのデザインの骨格となったシルヴァ氏のポロは、まさにフォルクスワーゲンのデザインの原点と言えるでしょう。
フォルクスワーゲン ポロの歴史

ポロはヨーロッパで主要マーケットである、Bセグメントコンパクトクラスの戦略車として1975年にデビューし、日本での年間販売台数は常に1万台を超える「フォルクスワーゲンの中核モデル」にまで成長しました。
初代が発売された当初は、低価格で購入しやすい車として認知されており、日本市場に参入したのは1984年に発売した2代目ポロからです。
1994年には3代目が登場し、人気に火が付きました!
その後2001年には4代目モデル、2009年には5代目モデルが登場し、現在は2018年3月20日に発表され6代目モデルまで登場しています。

フォルクスワーゲン ポロ 3つの魅力

①輸入車でも国産車と変わらないお手頃価格
「輸入車は高いじゃん!」誰しもがそう思うのは当然ですが、ポロは輸入車の中でもお手頃で、新車価格は国産コンパクトカーとほぼ変わりません。
新車価格が安ければ、もちろん中古車価格もお手頃です。新車、中古価格は以下の通りです。
新車価格265万3,000円〜
中古車価格60万円〜145万円
中古とはいえ、輸入車に100万円以下で乗ることができるのです!
実際に当店においてあるポロも、乗り出し価格を100万円以内でご提案できる車種は多いです。
でも、安いからと言ってもボディ剛性や走行性などは、ドイツの速度無制限の高速道路「アウトバーン」を走ることを想定して作られているので、まったく抜かりはありません。
こんなにしっかりと作り込まれた輸入車が100万円以内は、コスパの高さ抜群でしょう。
②上位クラスにも負けない、上質な走り

フォルクスワーゲンポロのもう1つの魅力は、ずばり「走り」でしょう。
国産車と比べると、少し硬めのサスペンションが特徴です。
足回りを硬めに仕上げることで、路面への吸い付きが向上し、カーブや高速時、長距離での走行安定性が高くなります。
ドイツ車特有のこの硬い乗り味に慣れてしまうと、国産車はとてもふわふわして不安に感じてしまうほどです。
ダウンサイジングされた1,200ccターボエンジンは、およそ1,800〜2,000ccクラスに匹敵するパワーを出せると言われており、高速道路の合流や追い越しもノンストレスで運転できます。
また、エンジンの静粛性の高さにもポロは定評があります。
特に長距離を運転するときは、車内に響くエンジン音が大きいと疲れてしまいますが、静粛性の高いポロであれば、快適な長距離ドライブを楽しめます。
ちなみに現行の6代目ポロは1.0Lターボエンジンまで更にダウンサイジングされました。う。
③充実した安全装備

フォルクスワーゲンは上位モデル、コンパクトなお手頃なモデル関係なく、全車種に世界トップレベルの安全技術を標準装備しています!
フォルクスワーゲンが世界に誇る安全装備「Volkswagen オールイン・セーフティ」は、事故発生時のドライバーの安全保護だけでなく、事故を未然に防ぐ機能なども充実しています。
代表的なものだと、前方の車や歩行者を検知して衝突被害を軽減する「プリクラッシュブレーキシステム “Front Assist”」(ポロ後期〜)は全グレード標準装備されています。
結局ポロ5はお買い得!

ポロの魅力をまとめてみましたが、いかがたでしたか?
今や世界でヒットしているVWポロですが、ポロ5が出て9年が経ちました。
その当時のスタイリングや性能、乗り味が今でも色褪せていないのは、ポロの大きな魅力でしょう。
走行距離や装備、ボディ状態でそれぞれ個体差がありますのが、100万円以下でドイツのコンパクトカーという選択肢としては、ポロはかなりの有力車になってくるのではないでしょうか。
前日までのご予約で試乗もできますので、今度のお休みは是非展示場まで足を運んでみませんか?
皆様のご来店を心よりお待ちしております!
九州のフォルクスワーゲン専門店での在庫台数NO1!
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