
こんにちは!フォルクスワーゲン専門店ケリーです。

日本で特に人気の高いフォルクスワーゲン。
輸入車にしては安めの車体価格に充実した走行性能と安全装備に加え
輸入車らしいオシャレでスタイリッシュなデザインが人気ですよね。
そんなフォルクスワーゲンですが「自動車の販売台数世界一」というのは皆様ご存知でしょうか?
毎年トヨタとフォルクスワーゲングループ(以下VWグループ)で首位争いをしています。
もちろん我らが日本の誇るトヨタが世界一に輝いた年もあります。
ちなみにこの販売台数というのは単独ではなく
正式にはフォルクスワーゲン「グループ」と、トヨタ自動車「グループ」の販売数です。
つまり、トヨタグループ傘下であるダイハツや日野自動車の販売台数も含まれています。

2019年の販売台数はVWグループが1,097万4,600台。
トヨタ自動車グループは1,074万2,122台。
VWグループは4年連続で販売台数首位に立っています。
そして、驚くべきはそのVWグループの傘下メーカーの数です。
なんと…10以上!!笑
今回はその多すぎるフォルクスワーゲンのグループ企業について触れてみたいと思います。
有名なあの高級自動車メーカーも属していますよ!

フォルクスワーゲングループ傘下のメーカー
それではさっそく、VWグループの傘下に入っている主要メーカーを
簡単にご紹介していきます。
日頃よく走っているのを目にするフォルクスワーゲン車ですが
「こんなメーカーと繋がっているんだ」という角度から見ると面白いかもしれません。
アウディ

まず代表的なメーカーは、1964年からフォルクスワーゲングループに仲間入りしたアウディです!
VWグループの中〜上級モデルはアウディが担っているんですね。
元々アウディのエンジニアだったフェルディナント・ピエヒは
以前フォルクスワーゲンの会長を務めていたこともあるそうです!
フォルクスワーゲンとアウディで互換性のあるパーツもいくつかあるようです。
ポルシェ

あのドイツの代表的な高級車メーカー、ポルシェも
2012年にVWグループの傘下となりました。
ポルシェの生みの親でもあるフェルディナント・ポルシェは
フォルクスワーゲンの最初の車「ビートル」を設計した人物です。
そんな親のような存在のポルシェを、逆にフォルクスワーゲンが傘下に入れたのです。
なんだか複雑な気持ちになります…。

ランボルギーニ

フェラーリのライバルであるイタリアのスーパーカーメーカー「ランボルギーニ」も
1999年よりアウディ傘下に入る形で、VWグループに属しています。
ドイツ国民の大衆車を目指していたフォルクスワーゲンですが
スーパーカーメーカーさえも傘下に入れてしまったんですね。
ちなみにSUV市場に投入された「ウルス」は
フォルクスワーゲンからの要望が強かったのではとも言われています。
ランボルギーニのSUV ウルス
ランボルギーニはアウディの傘下に入ったことで
品質と信頼性が飛躍的にアップしたそうです。
イタリアの車も個人的には大好きですが、ドイツ車と比べると壊れやすいイメージがあります。
その弱い部分を、優れた技術を持つアウディがうまくカバーしたと言えます。
ベントレー

これまたとんでもないメーカーが出てきてしまいました!
イギリスの超高級車メーカーの「ベントレー」も1998年からVWグループに属しています。
あの高級車ロールス・ロイスと並ぶベントレーは
創業1919年の格式あるブランドです。
高級車志向のロールスロイスとは対照的で
ベントレーはスポーツカーを中心に製造していました。
2003年には、ル・マン24時間レースで総合優勝に輝いています。

ブガッティ

車体価格が億超えの自動車メーカーとして有名なブガッティも
1998年からフォルクスワーゲンの完全子会社です。
ブガッティは1881年に創業しており、その歴史は古いです。
主に高級車とレーシングマシンを生産していましたが
第2次世界大戦で工場が破壊されてしまいます。
1987年にイタリア人実業家によってブランドが復活するも
経営がうまく行かずに、今度は財政破綻…
そこでフォルクスワーゲンが、ブガッティの商標権を1998年に取得し
グループ傘下に取り入れました。
ドゥカティ

VWグループにはイタリアの2輪自動車メーカー
ドゥカティも傘下に入っています。
ドゥカティは1926年イタリア・ボローニャで創業した
主にレーシングバイクに力を入れているメーカーです。
創業時から積極的にレースに参加し、数々の栄冠を手にしてきました。
2007年にはロードレース世界選手権最高峰と呼ばれているMotoGPで
年間優勝、ドゥカティ初の3部門すべて制覇するという功績も残しています。
2014年のパリ・モーターショーで発表されたコンセプトカー
「フォルクスワーゲン XLスポーツ」には、ドゥカティ製のV型2気筒エンジンを搭載していました。
フォルクスワーゲンXLスポーツ
その他傘下メーカー

セアト

1982年にVWグループと業務提携をしたセアトですが
その後1993年には子会社化されグループに加入しました。
セアトは元々イタリアのフィアット社のモデルをライセンス生産し
スペイン最大のメーカーへと成長を遂げています。

シュコダ・オート

チェコを代表する自動車メーカー・シュコダ・オート。
そのチェコでの自動車市場シェアは堂々たる第1位を誇ります。
第二次大戦後には国有企業になりましたがその後
情勢の変化から1989年に民営化に動き出しています。
1991年にはVWグループの傘下に入っています。
スカニア

スェーデンでバスや大型トラックを主力商品とするスカニア。
2014年にVWグループがスカニア株式の90%以上を取得し、完全子会社化されました。
MAN(マン)

ドイツのトラック市場の上位シェアを誇るMAN。
ディーゼルエンジンのパイオニアである
ルドルフ・ディーゼルが在籍していたことで有名なメーカーです。
2012年にVWグループがMANの株式保有率を8割弱まで引き上げ
グループの傘下となりました。

フォルクスワーゲンの魅力

もともとはナチスが1934年に提唱した「国民車計画」の為に
国有企業として誕生したフォルクスワーゲン。
その名の通り、ドイツの国民的大衆車を目指していましたが
現在では世界的な自動車メーカーへと成長し、確固たる地位を築いています。
日本の誇るトヨタ自動車もそうですが、大衆車として認められるには安いだけではなく
メンテナンスのしやすさ、少ない故障頻度、燃費と安全性、デザインなど…求められる条件は多数あります。
お金をかけて高級車を作るのも大変ですが、いかにコストを削って
高品質なものを作るか。というのも非常に大変なことですよね。
輸入車の中では比較的低価格なのに、品質も高いというところも
フォルクスワーゲン車の大きな魅力の一つと言えるでしょう。
フォルクスワーゲン専門店の当店には、お買い得な車がたくさんあります!
前日までのご予約で試乗もできますので、今度のお休みは是非展示場まで足を運んでみませんか?
皆様のご来店を心よりお待ちしております!

九州のフォルクスワーゲン専門店での在庫台数NO1!
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